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入れ歯が痛いときの原因と対処|歯茎に当たる・噛むと痛い・慣れるまでの目安|【まつうら歯科・こども歯科】あびこ駅徒歩3分|大阪市住吉区

入れ歯が痛いときの原因と対処|歯茎に当たる・噛むと痛い・慣れるまでの目安

入れ歯が痛いときの原因と対処 痛いときにやってはいけないこと

入れ歯の痛みは、「どこが」「いつ」痛むかを押さえるだけで、原因がかなり絞り込めます。そして多くの場合、歯科医院での調整で対応できる痛みです。

診察室でよく耳にするのは、こんな言葉です。「入れ歯って、こういうものだと思っていました」。痛い側を避けて噛む。柔らかいものばかり選ぶ。食事のときだけ外して、歯ぐきで食べる。そうやって何か月、人によっては何年もやり過ごしてきた方が、少なくありません。

「何度も調整に行くのは申し訳ない」と遠慮される方もいます。ですが、入れ歯は出来上がった日が完成ではありません。口の中で使ってみて、痛む場所を教えてもらい、削ったり足したりしながら合わせていく道具です。痛みの報告は、調整に欠かせない情報です。

この記事では、痛む場所とタイミングから原因を見分ける方法、慣れるまでの痛みと調整が必要な痛みの境目、受診までの応急処置をまとめました。痛みだけでなく「外れる」「噛めない」など困りごとがいくつも重なっている方は、先に入れ歯が合わない原因と対処法で全体像をつかんでおくと、この記事も読みやすくなります。

まず確認:様子を見ずに受診してほしい痛み

原因を探る前に、次のどれかに当てはまるかを確かめてください。ひとつでもあれば、入れ歯の調整を待たずに早めに歯科医院へ連絡しましょう。

  • 入れ歯を外しても痛みが引かない(ズキズキし続ける)
  • 歯ぐきや顔が腫れている、熱っぽい、膿が出る
  • 入れ歯を外して休ませても、2週間以上治らない潰瘍やしこりがある
  • 入れ歯が当たっていない場所にも、白い斑点や赤いただれが広がっている
  • 部分入れ歯の金具をかけている歯が、急に大きく揺れだした

とくに3つめは大切です。入れ歯の当たり傷は、原因を取り除けば多くは数日から1週間ほどで落ち着きます。それでも治らない傷は、入れ歯とは別の病気が隠れていないか、歯科医師が直接確かめる必要があります。「入れ歯のせいだろう」と決めつけずに、一度診てもらってください。

「どこが痛いか」で見る原因|歯茎・金具・舌・顎

痛む場所がピンポイントなら入れ歯の形、広くぼんやり痛むなら噛み合わせや合い具合を疑うのが基本です。鏡で口の中を見ながら、下の表と照らし合わせてみてください。

痛む場所 考えられる主な原因 見分けのヒント
歯茎の一点 入れ歯の裏側や縁が、局所的に強く当たっている 赤い点や小さな潰瘍があり、指で押すとそこだけ痛む
歯茎全体 噛み合わせのずれ、入れ歯と顎の隙間、歯ぐきが薄い 噛むと入れ歯が沈む感じがある。夕方になるほど痛む
入れ歯の縁に沿った溝 縁が長すぎる、または尖っている 口を大きく開けたり、話したりすると痛む
金具をかけた歯・隣の歯 金具(バネ)の緩みや変形、支えの歯の虫歯・歯周病 歯が揺れる、冷たいものがしみる、金具の先の歯ぐきが赤い
舌・頰の内側 表面のザラつき、人工歯が内側に寄りすぎている 舌や頰をよく噛む、同じ場所に口内炎ができる
上あごの奥・喉の近く 上の入れ歯の後ろの縁が長い 飲み込むときに当たる、えずきそうになる
口角(唇の両端) 噛み合わせの高さが低くなった、口の乾燥 口の端が切れる・ただれる、口元のしわが深くなった
口全体がヒリヒリ 口の乾燥、入れ歯の汚れによる粘膜の炎症 当たっていない所も赤い。入れ歯の裏側がぬるぬるする
顎の関節・こめかみ 噛み合わせの高さが合っていない 口を開けると音がする、朝起きると顎がだるい
入れ歯の下に残った歯の根 根の割れ、根の周りの炎症 入れ歯を調整しても、同じ場所の痛みが続く

歯茎の一点が痛む:「入れ歯が当たって痛い」の大半はこれ

入れ歯の裏側に、目に見えないほど小さな出っ張りがある。顎の骨に、もともと硬い凸凹がある。そうした場所に噛む力が集まると、歯ぐきが入れ歯と骨に挟まれて傷になります。「入れ歯が当たって歯茎が痛い」というご相談の多くは、このタイプです。原因の場所がはっきりしているぶん、調整で対応しやすい痛みでもあります。

広くぼんやり痛む:入れ歯の裏より「噛み合わせ」を疑う

場所がはっきりしない痛みは、入れ歯の裏側を削ってもあまり変わらないことがあります。上下の人工歯が均等に当たっていないと、噛むたびに入れ歯が傾き、歯ぐきの広い範囲が擦れるからです。この場合は、裏側よりも人工歯の当たり方を整える調整が中心になります。

金具や隣の歯が痛む:部分入れ歯ならではの痛み

部分入れ歯は、残っている歯に金具(バネ・クラスプ)をかけて支えます。入れ歯が動くたびにその歯が揺さぶられるので、痛みやぐらつきが出ます。金具の先が歯ぐきや頰に食い込んで痛むこともあります。

支えの歯の痛みは、放っておくとその歯自体を失うことにつながりかねません。歯茎の痛みより優先して診てもらいたい痛みです。支えの歯を失うと、入れ歯は大きく作り替えることになり、残った歯への負担もさらに増えていきます。

舌・頰・口角が痛む:入れ歯が原因と気づかれにくい痛み

舌の横や頰の内側に、同じ場所ばかり口内炎ができる。これも入れ歯が原因のことがあります。人工歯が内側に寄りすぎていて舌の居場所が狭い、入れ歯の表面に細かな傷があってザラつく、といったケースです。

口角が切れる場合は、入れ歯の高さが足りずに口元が閉じすぎ、唇の端に唾液がたまっていることがあります。長年使った入れ歯で、人工歯がすり減ってくると起こりやすい変化です。

「いつ痛いか」で見る原因|噛むと痛い・朝だけ痛い・夕方に痛い

痛むタイミングは、場所と同じくらい多くのことを教えてくれます。それなのに、受診のときには忘れられやすい情報でもあります。

噛んだ瞬間に痛む
入れ歯が歯ぐきに押し付けられたときの痛みです。裏側の当たりか、噛み合わせの高い所が原因のことが多くなります。片側だけで噛んだときに痛むなら、反対側の噛み合わせが低く、入れ歯がシーソーのように傾いているのかもしれません。

すり潰すとき、顎を横に動かすときに痛む
上下の人工歯が横の動きでぶつかり、入れ歯がずれています。まっすぐ噛んだときは平気でも、この動きで痛むなら噛み合わせの調整が必要なサインです。

話すとき、口を大きく開けたときに痛む
頰や舌の筋肉が動いたときに、入れ歯の縁が引っかかっています。縁の長さや形を整える必要があります。

朝だけきつい、朝だけ痛む
入れ歯をつけたまま寝ている方は、寝ている間の食いしばりで歯ぐきが押され続けているかもしれません。外して寝ている方は、朝の口の乾きで粘膜が擦れやすくなっていたり、一晩のあいだに歯ぐきの形がわずかに戻って、入れた直後にきつく感じたりすることがあります。しばらくすると馴染む程度なら心配ないことも多いのですが、昼まで痛みが続く、毎朝同じ場所が赤い、という場合は調整を受けてください。受診時には、つけて寝ているか外して寝ているかを伝えると原因を絞りやすくなります。

夕方になるほど痛む
歯ぐきは一日のうちにもわずかにむくみます。合い具合がぎりぎりの入れ歯だと、夕方にはきつく感じやすくなります。歯ぐきが薄く、噛む力を受け止めにくい方にもよく見られます。

入れ歯を外したあとも痛む
すでに歯ぐきに傷や炎症ができています。入れ歯を調整しても、傷が治るまでは痛みが残ります。外してもズキズキする場合は、冒頭の「様子を見ずに受診してほしい痛み」を確認してください。

部分入れ歯を着けるとき・外すときに痛む理由

「食事中は平気なのに、外すときだけ痛い」。部分入れ歯の方からよく聞く悩みです。着け外しの痛みには、主に次のような原因があります。

  • 金具がきつい:作ったばかりの入れ歯や、調整で金具を締めた直後に起こりやすい痛みです。歯を外側に押し広げる力がかかり、支えの歯が痛みます。
  • 入れる・外す向きがずれている:部分入れ歯には、設計で決まった「出し入れの方向」があります。斜めに入れたり片側だけ先に引っ張ったりすると、金具が歯や歯ぐきに引っかかります。
  • 噛んで押し込んでいる:指で入れずに噛んではめると、金具が曲がり、支えの歯に強い力がかかります。痛みが出るだけでなく、入れ歯の変形や破損の原因にもなります。
  • 支えの歯が歯周病で弱っている:歯を支える骨が減っていると、いつもの着け外しの力でも歯が揺さぶられて痛みます。

着けるときは指で所定の位置まで運び、最後まで指で押して入れます。外すときは、左右の金具に爪をかけて、歯の向きに沿ってまっすぐ均等に引き出すのが基本です。それでも毎回痛む、外すのに力がいる場合は、金具の締め具合を歯科医院で確認してもらってください。上下それぞれの指をかける位置や、バネのない入れ歯の外し方は、部分入れ歯の外し方|バネにかける指の位置と、外れない・痛いときの対処で詳しく紹介しています。

慣れるまでの痛みと、調整が必要な痛みの見分け方

同じ「痛い」でも、入れ歯を作って間もないのか、何年も使っているのかで、考えるべき原因が変わります。

新しい入れ歯(使い始めの1〜2か月) 使い慣れた入れ歯(数年以上)
主な原因 細かい当たり、噛み合わせの微妙なずれ、口がまだ慣れていない 顎の骨が痩せてできた隙間、人工歯のすり減り、入れ歯の変形
痛みの出方 着け始めの翌日から1週間ほどで出やすい 少しずつ強くなる、またはある日から急に痛む
対応の中心 数回の調整 噛み合わせの回復、裏打ち、作り直しの検討

部分入れ歯は、慣れるまでどのくらい痛い?

「部分入れ歯は慣れるまで痛いもの」と聞いて、我慢している方は多いようです。実際に慣れが必要なのは、異物感、話しにくさ、唾液が増える感じ、金具をかけた歯が締め付けられる感じなどです。これらは数週間ほどで気にならなくなることが多いものの、個人差があります。総入れ歯も同じで、違和感そのものは時間とともに薄れていくことが多い一方、痛みまで時間が解決してくれるとは限りません。

次のような痛みは、慣れを待つものではありません。

  • 毎回、同じ場所の歯ぐきが痛む
  • 赤い傷や口内炎ができている
  • 金具をかけた歯が、噛むたびに痛む・揺れてきた
  • 痛みが日に日に強くなっている

境目は、痛みが「同じ場所に繰り返し出るかどうか」です。慣れで減っていくのは場所のはっきりしない違和感で、場所のはっきりした痛みは入れ歯の当たりです。迷ったら、調整を受けるほうを選んでください。調整は痛みを我慢した日数ではなく、教えていただいた痛みの場所で進みます。

使い慣れた入れ歯が痛くなる理由:「入れ歯は変わらない、口が変わる」

歯を失った後の顎の骨は、年月とともに少しずつ痩せていきます。入れ歯の形はそのままなので、隙間ができて入れ歯が動きやすくなります。動く入れ歯は歯ぐきを擦り、痛みを生みます。「昔はちゃんと使えていたのに」という痛みは、入れ歯が悪くなったというより、口の形が変わったサインであることが多いのです。合わなくなる仕組みや、裏打ち・作り直しの選び方は入れ歯が合わない原因と対処法で詳しく解説しています。

歯科医院に行くまでの応急処置

応急処置の目的は、痛みを治すことではありません。受診までの数日を、悪化させずに過ごすことです。

  1. 痛むときは外して歯ぐきを休ませる
    傷があるなら、食事以外の時間は外しておくだけでも治りが早まります。就寝中の扱いは入れ歯の種類や残っている歯の状態で変わるため、入れ歯は寝る時に外す?も参考にしてください。
  2. 受診の前日・当日は、できれば入れ歯をつけて過ごす
    矛盾するようですが、つけていると当たる場所が赤く残り、調整する場所を特定しやすくなります。痛みが強い場合は無理をせず、外したまま来院時に持参してください。
  3. 食事は小さく切って、痛みのない側でゆっくり噛む
    せんべいやナッツのような硬いもの、餅やイカのような弾力のあるものは、しばらく避けましょう。
  4. 口の中と入れ歯を清潔に保つ
    汚れた入れ歯は傷の治りを遅らせます。毎食後に外して洗い、うがいも忘れずに。
  5. 痛みが強いときは市販の痛み止めも選択肢
    ほかの病気で薬を飲んでいる方は、薬剤師に相談してから使ってください。痛み止めで落ち着いても、原因は残っています。

市販のクッション材・塗り薬は使ってもいい?

クッション材は「受診までのつなぎ」と決めて使う

ドラッグストアには、入れ歯の裏に敷くクッションタイプの安定剤があります。受診までの数日をしのぐ使い方なら、役に立つ場面はあります。ただ、何度調整しても痛む方のために歯科医院で作るシリコン入れ歯とは、目的も使える期間も違います。

市販のクッション材 シリコン入れ歯
誰が入れるか ご自身 歯科医師と歯科技工士が設計・製作
目的 受診までの一時しのぎ 歯ぐきが薄くても、噛む力を受け止めやすくする
使う期間 短期間 長く使う前提(数年ごとにシリコンの張り替えが必要)
注意点 厚みの分だけ噛み合わせが変わる。汚れがたまりやすい 自費。向き不向きがある

市販のクッション材をつけたまま何週間も過ごすと、噛み合わせの高さが変わり、別の場所が痛くなったり、歯ぐきの一部に負担が偏ったりすることがあります。痛みが和らいでも、入れ歯の当たりは残ったままです。使うのは受診までと決め、歯科医院では使っていたことを伝えてください。なお、歯科医院によっては、傷ついた歯ぐきを休ませるために、軟らかい材料を一時的に入れ歯の裏へ敷く処置をすることもあります。

何度調整しても噛むと痛む方には、入れ歯の裏側をやわらかいシリコンで覆う方法があります。向いている人と注意点はシリコン入れ歯|入れ歯が痛くてお困りの方へをご覧ください。

痛いときにやってはいけないこと

痛みをなんとかしようとした自己流の対処が、入れ歯を使えなくしてしまうことがあります。

自分で入れ歯を削る、金具を曲げる
ヤスリやカッターで削ると、痛い場所とは別の所を削ってしまいがちです。一度削った所は元に戻せず、後の調整が難しくなります。金具を自分で曲げると、折れたり支えの歯を傷めたりすることもあります。

安定剤やクッション材を厚く重ねる
厚く塗るほど噛み合わせがずれ、かえって痛みを強めることがあります。安定剤を使ってはいけないケースは入れ歯安定剤は必要?選び方と使ってはいけないケースで解説しています。

熱湯で消毒する
樹脂の入れ歯は熱で変形します。わずかな変形でも、当たりや痛みの新しい原因になります。

痛いまま使い続ける、または何週間も外したままにする
痛いまま使うと傷が深くなります。逆に長く外していると、残った歯が動いたり歯ぐきの形が変わったりして、入れ歯が入らなくなることがあります。外して休ませるのは、受診までのつなぎと考えてください。

歯科医院での痛みの調整

痛む場所は「色」で探す

当たっている場所は、入れ歯の裏側に専用の検査材を塗って口の中で押し当てたり、色のつく紙を噛んでもらったりして見つけます。強く当たっている所だけ、色が抜けたり濃く付いたりするからです。目で見た感触だけで削ると、削りすぎて入れ歯が外れやすくなります。調整では、たくさん削るよりも、必要な所だけに少しずつ手を入れることを大切にしています。

噛み合わせは、横の動きまで確かめる

まっすぐ噛んだときだけでなく、顎を左右や前に動かしたときの当たり方も確かめます。「すり潰すときに痛い」という痛みは、この横の動きで人工歯がぶつかっていることが多いからです。裏側を削るのではなく、人工歯の当たり方を整えることで、歯ぐきへの力のかかり方を均等にしていきます。

調整を重ねても痛むとき

歯ぐきが薄い、顎の骨が大きく痩せている、人工歯がすり減って噛み合わせが低くなっている。こうした場合は、今の入れ歯を削ったり足したりするだけでは限界があり、裏打ちや作り直し、入れ歯の種類の見直しが視野に入ります。どの方法にも向き不向きがあり、改善の程度には個人差があります。保険の入れ歯を何度も作り直している方は、自費義歯を検討すべきタイミングもあわせてご覧ください。

受診前に「痛みメモ」を残しておく

調整の日に限って痛みが引いていて、うまく伝えられない。入れ歯の調整では、よくあることです。次の4点をスマートフォンのメモなどに残しておくと、痛みが出ていない日でも調整の手がかりになります。

  • 場所:上か下か、右か左か。歯茎・金具をかけた歯・舌・頰・口角のどれか
  • タイミング:噛んだとき、すり潰すとき、話すとき、朝、夕方、着け外しのとき、外した後
  • きっかけ:痛むときに食べていたもの(せんべい、肉、麺類など)。クッション材や安定剤、塗り薬を使ったか
  • 写真:鏡で見える赤みや傷があれば、明るい所で撮っておく

「右下の奥の歯茎、すり潰すとき、とくに肉を食べると痛む」。このくらい具体的だと、削る場所だけでなく、噛み合わせのどの動きを確かめるかまで見当をつけやすくなります。

よくある質問

Q. 新しい入れ歯は、慣れるまでどのくらい痛いですか?
異物感や話しにくさは、数週間から1か月ほどで軽くなることが多いとされますが、個人差があります。ただし、同じ場所が毎回痛むのは慣れの問題ではなく、調整が必要なサインです。

Q. 部分入れ歯を外すときに痛いのはなぜですか?
金具がきつい、外す向きがずれている、支えの歯が歯周病で弱っている、などが考えられます。左右均等に、歯の向きに沿って外しても毎回痛む場合は、金具の締め具合を歯科医院で確認してもらいましょう。

Q. 調整は何回くらい必要ですか?
入れ歯の種類や口の状態によって変わります。数回で落ち着く方もいれば、歯ぐきが薄い方などは時間をかけて少しずつ合わせていくこともあります。

Q. 市販のクッション材を使い続けても大丈夫ですか?
受診までの短期間にとどめてください。厚みの分だけ噛み合わせが変わり、汚れもたまりやすくなります。長く使うほど、入れ歯の当たりや合い具合の問題が見えにくくなります。

Q. 入れ歯が当たってできた傷に、市販の塗り薬を使ってもいいですか?
使える薬もありますが、入れ歯の当たり傷であることを伝えて、薬剤師に選んでもらってください。塗るのは入れ歯を外している時間にします。2週間ほどで治らない場合は、薬を続けずに受診してください。

Q. 他の歯科医院で作った入れ歯でも調整してもらえますか?
多くの歯科医院で対応しています。作った医院に行きづらい事情がある方も、遠慮せず相談してください。当院の入れ歯専門外来でも、他院で作った入れ歯のご相談をお受けしています。

Q. 上より下の入れ歯のほうが痛みやすいのはなぜですか?
下の顎は上より入れ歯を支える面積が狭く、舌の動きの影響も受けやすいためです。力が集中しやすく、入れ歯も動きやすいので、痛みが出やすくなります。詳しくは下の入れ歯が外れやすい人へで解説しています。

Q. 痛み止めを飲みながら使い続けてもいいですか?
受診までの数日をしのぐために使うのはかまいません。ただ、痛みが消えても入れ歯の当たりは残っているため、使い続けるうちに傷が深くなることがあります。痛み止めが必要な状態が続くなら、早めに調整を受けてください。

まとめ:痛みは、入れ歯を合わせるための手がかり

入れ歯の痛みは、「どこが」「いつ」痛むかで原因が絞れます。歯茎の一点が痛むなら入れ歯の当たり、広く痛むなら噛み合わせや合い具合、金具をかけた歯が痛むなら金具や歯そのもの。慣れで減るのは場所のはっきりしない違和感で、同じ場所に繰り返し出る痛みは調整のサインです。市販のクッション材や塗り薬は受診までのつなぎにとどめ、自分で削ったりせず、痛みメモを持って歯科医院で調整を受けることが、いちばんの近道です。

痛い入れ歯を、我慢して使い続ける必要はありません。まつうら歯科・こども歯科の入れ歯専門外来では、他院で作った入れ歯の痛みのご相談もお受けしています。まずは入れ歯の無料相談で、今の状態をお聞かせください。

※本記事は一般的な情報をまとめたものです。お口の状態や入れ歯の設計によって適切な対応は異なり、個人差があります。具体的な判断は、担当の歯科医師にご相談ください。

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電話:06-6698-6480

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入れ歯の作製・使用にともなう一般的なリスク・副作用

・内容によっては自費(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・入れ歯を固定するため、患者さまの同意を得てから残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
・使用直後は、口腔内になじむまで時間がかかることがあります。
・事前に根管治療(神経の処置)や土台(コア)や被せ物(クラウン)の処置が必要となることがあります。
・入れ歯を装着していない時間が長いと、残存歯の傾きや損失、歯槽骨(歯を支える骨)の吸収などが起こることがあります。
・咬合が変化したり、固定源である残存歯が削れたり抜けたりした場合は、入れ歯の調整・修理が必要になることがあります。
・金属を使用する入れ歯では、金属アレルギーを発症することがあります。・使用方法などにより、破損することがあります。
・シリコン義歯は数年に1度シリコンの張り替えが必要になります。
・定期的な検診・メンテナンスが必要です

この記事は、まつうら歯科・こども歯科(大阪市住吉区我孫子)の歯科医師が監修しています。個々の症状や治療の適否については、直接ご来院の上ご相談ください。

write:2026.9.30

rewrite:2026.10.22

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