
目次
【症例】50代男性|他院で「2ヶ月かかる」と言われた上顎総入れ歯を即日義歯の工程で完成|大阪・住吉区
- 入れ歯
- 即日義歯、1dayデンチャー
- 上顎総義歯
患者さんのプロフィール
- 年齢・性別:50代・男性
- 主なお悩み:上顎前歯のブリッジがグラグラで噛めない・見た目が気になる
- 下顎の状態:すでに総入れ歯が入っている
- 来院のきっかけ:他院で「2ヶ月かかる」と言われ断念。当院の入れ歯無料相談へ
来院のきっかけ

この患者さんは、下顎にはすでに総入れ歯が入っていましたが、上顎の前歯に入っていたブリッジが大きくグラついている状態でご来院されました。
「見た目が気になる」「食事がまともにできない」という切実なお悩みをお持ちで、以前通っていた歯科医院に相談したところ「抜歯してから入れ歯が完成するまで2ヶ月かかる」と言われ、その期間の長さに断念されたとのことでした。
「もっと早くに入れ歯を作れる方法はないか」という思いで、当院の入れ歯無料相談にお越しいただきました。
診断と治療方針のご説明
無料相談でお口の状態を確認したところ、上顎に残っていた前歯のブリッジ及び残存歯は歯周病が進行しており、支えている歯の動揺が大きく、残念ながら抜歯が必要と診断しました。
当院での治療が可能と判断した上で、具体的な治療の流れと期間をご説明しました。
また、下顎にはすでに総入れ歯が入っていることから、今回の治療にあたって2つの選択肢をご提案しました。
選択肢①:上顎のみ新しく作製する
費用を抑えられる方法です。ただし下顎の既存の入れ歯との噛み合わせバランスが課題になる場合があります。
選択肢②:上下セットで新しく作製する
噛み合わせのバランスを上下同時に整えられるため、より精密な仕上がりが期待できます。費用は上顎のみより高くなります。
噛み合わせのバランスや長期的な安定性を考えると上下セットでの作製が理想的であることをご説明した上で、予算面のご希望も踏まえてご相談しました。最終的に患者さんのご判断で上顎のみの作製を選択されました。
治療の流れ
Before
After
1日目:抜歯
抜歯を行いました。抜歯を行う場合は血液が型取りの精度に影響を及ぼす可能性があるため、型取りは別日に行うことが重要です。歯ぐきの状態が落ち着いた翌日に型取りから進める工程としました。(抜歯を行う際は、入れ歯の型取りは翌日以降に行います)
2日目:型取り・噛み合わせの採得・試適・完成・装着


印象を行い、咬合床付きトレーを作成し、閉口機能印象(口を閉じた状態での機能的な精密な型取り)と咬合採得(噛み合わせの記録)を行いました。

その後、試適(歯並びの確認)を経て、同日中に入れ歯が完成。装着まで行いました。

抜歯から入れ歯の完成・装着まで、わずか2日間での対応が可能となりました。
治療後の経過
装着後1回目:上顎の6・7番頬側の骨に当たりが強く、傷が出ており、調整を行いました。
事前にこの部位は傷が出ることをお伝えしていました。
装着後2回目:傷は無くなっており、問題なし。
調整後は特に問題なく、食事も問題なくできるようになったとのお言葉をいただきました。
担当歯科医師からのコメント
今回の患者さんは、他院で「2ヶ月かかる」と言われて一度は諦めかけていた方でした。当院では抜歯を1日目に行い、2日目に型取りから進める即日義歯の工程で対応しました。
治療期間を短くできた背景には、歯科医師と歯科技工士・カウンセリング専門歯科技工士が密に連携し、工程を無駄なく進められる体制があります。
なお、今回は抜歯翌日に型取りから進める工程を採用しました。抜歯が必要な場合は、出血が多くなることがあり、血液が型取りの精度に影響を及ぼす可能性があります。そのため、印象は抜歯から日を改めて行います。抜歯の本数や出血の状況によって治療の工程は変わりますので、まず診察でお口の状態を確認した上で、最適な流れをご提案します。
上下セットで作るか上顎のみにするかは、患者さんの口腔内の状態・噛み合わせの状況・ご予算によって最適解が変わります。今回は既存の下顎入れ歯の状態と患者さんのご希望を総合的に判断した上で、上顎のみの作製という選択をされました。いずれの選択も正解であり、患者さん自身が納得して選んでいただくことを大切にしています。
入れ歯は「完成して終わり」ではありません。装着後の調整を丁寧に行うことで、フィット感と噛みやすさが整っていきます。「食事ができるようになった」というお言葉が、私たちにとって何よりの励みになっています。
また、抜歯後は顎の骨(歯槽骨)の吸収が起こるため、義歯装着から3ヶ月以降にリライン(入れ歯の内面を歯ぐきの形に合わせて修正する処置)が必要になります。当院では義歯装着後1年以内の調整・リライン・修理の費用を治療費に含んでいますので、完成後も安心してご来院いただける体制を整えています。
この症例のポイントまとめ
- 1日目に抜歯を行い、翌日、型取りから進める即日義歯の工程で対応
- 抜歯の場合は出血が型取りの精度に影響するため印象は別日に実施
- 2日目に型取り・咬合採得・試適・完成・装着まで完了
- 上下セット作製と上顎のみ作製の両選択肢を丁寧にご説明し、患者さんが納得して選択
- 装着後2回の調整で快適な使用感を実現
- 抜歯後の骨吸収に対応するため、装着から3ヶ月以降にリラインを実施
- 義歯装着後1年以内の調整・リライン・修理は費用に含まれているため安心
- 「問題なく食事ができる」という結果に
同じようなお悩みをお持ちの方へ
「他院で時間がかかると言われた」
「抜歯後すぐに入れ歯を入れたい」
「上の歯がグラグラで食事ができない」
こうしたお悩みをお持ちの方は、まず一度ご相談ください。
お口の状態によっては、短期間での対応が可能なケースがあります。
当院では歯科医師とカウンセリング専門の歯科技工士による入れ歯の無料相談(60分)を実施しています。他院で作った入れ歯のご相談も歓迎しています。
当院で取り扱っている入れ歯の種類と費用については、入れ歯治療ページでまとめてご確認いただけます。
治療情報
- 通院時の年齢・性別
- 50代男性
- 治療内容
- 上顎残存歯抜歯 上顎即日義歯
- 通院回数
- 4回(抜歯1回 義歯作成から完成まで1回、義歯調整2回)
- 通院目的
- 入れ歯を早く作ってほしい。
見た目の改善とご飯を食べれるようにしてほしい。
- 費用
- 275,000円(即日入れ歯費用)+抜歯費用(保険診療分) 抜歯を行う際は入れ歯作成は別日に行います。
- リスク・副作用
- 入れ歯が割れることがあります。長期間使用すると人工歯が咬耗する可能性があります。抜歯後は歯槽骨の吸収が起こるため、義歯装着から3ヶ月以降にリラインが必要です。装着直後は慣れるまで時間がかかることがあります
- アフターケア
- 義歯装着後1年以内の調整・リライン・修理の費用は治療費に含まれています入れ歯が割れることがあります。
長期間使用すると人工歯が咬耗する可能性があります。
入れ歯無料相談のご案内|大阪入れ歯専門外来
入れ歯でお悩みがある方は、一度状態を確認させてください。
当院では、一人ひとりのご予定に合わせた入れ歯の作製をご提案しています。
お話を聞いた上で、通常の保険の入れ歯をご選択していただくことも可能です。
少しでも入れ歯のお悩みが改善できればという想いで相談を行っております。
まつうら歯科・こども歯科では、歯科医師30分+歯科技工士30分、計60分の無料相談を行っています。歯科医師と歯科技工士の両方からご説明することで、お口の状態と医学的な視点、そして入れ歯の構造・設計・素材の特徴、両面からより分かりやすくお伝えできます。
無理に治療を進めることはありません。ご相談だけでも大丈夫です。他院で作った入れ歯のご相談も歓迎します。
大阪市住吉区・あびこ駅から徒歩3分。住吉区・東住吉区・阿倍野区・住之江区・堺市・松原市はもちろん、奈良・和歌山・神戸・京都など遠方からもご相談いただいております。
電話:06−6698−6480 / またはWEB予約 からお申し込みください。
入れ歯の作製・使用にともなう一般的なリスク・副作用
・内容によっては自費(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・入れ歯を固定するため、患者さまの同意を得てから残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
・使用直後は、口腔内になじむまで時間がかかることがあります。
・事前に根管治療(神経の処置)や土台(コア)や被せ物(クラウン)の処置が必要となることがあります。
・入れ歯を装着していない時間が長いと、残存歯の傾きや損失、歯槽骨(歯を支える骨)の吸収などが起こることがあります。
・咬合が変化したり、固定源である残存歯が削れたり抜けたりした場合は、入れ歯の調整・修理が必要になることがあります。
・金属を使用する入れ歯では、金属アレルギーを発症することがあります。・使用方法などにより、破損することがあります。
・定期的な検診・メンテナンスが必要です
この記事は、まつうら歯科・こども歯科(あびこの歯医者)の歯科医師が監修しています。個々の症状や治療の適否については、直接ご来院の上ご相談ください。
この症例は患者さんの同意を得た上で掲載しています。治療結果は個人の口腔内の状態により異なります。




