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歯石って、どれくらいの期間でつくの?|【歯石除去・予防歯科はまつうら歯科・こども歯科まで】
「歯石」は、放っておくと歯周病や口臭の原因になる、非常に厄介な存在です。
「歯石ってどれくらいでできるの?」「毎日磨いているのに歯石がつくのはなぜ?」といった疑問をお持ちの方に向けて、今回は歯石がつくまでの期間と予防法についてわかりやすく解説します。
歯石ができるまでの期間
歯石のもとになるのは「歯垢(プラーク)」と呼ばれる細菌のかたまりです。
この歯垢は、食後からわずか数時間で形成され、そのまま放置すると次第に石のように硬くなるのです。
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歯垢ができる:数時間〜1日
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歯垢が石灰化し始める:2〜3日目
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歯石として固まる:1〜2週間ほど
つまり、歯みがきをしっかりしないと、1〜2週間程度で歯石ができてしまうのです。
歯石がつきやすい場所とは?
唾液の成分と歯垢が反応してできる歯石は、特に以下の部位にできやすいです。
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下の前歯の裏側(舌の付け根に近い部分)
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上の奥歯の外側(頬側)
これらの場所は、唾液腺が近く、唾液中のカルシウムやリンが歯に触れやすいため歯石がつきやすくなります。
歯石を放置するとどうなる?
歯石そのものは細菌ではありませんが、表面がザラザラしていて歯垢が再びたまりやすくなるため、
結果として以下のようなトラブルを引き起こします。
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歯周病の進行
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口臭の悪化
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歯ぐきの腫れ・出血
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歯のグラつき
特に歯周病が進行すると、最終的に歯を失う原因にもなりかねません。
歯石を防ぐための予防法
歯石は一度できてしまうと、自分で取ることはできません。予防がなによりも大切です。
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毎日の丁寧な歯みがき(特に就寝前)
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デンタルフロスや歯間ブラシを活用する
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定期的な歯科検診(3〜6ヶ月に1回)
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プロによるスケーリング(歯石除去)
当院でも、歯石除去や歯のクリーニングを行っております。痛みの少ない方法で、歯の表面をツルツルに仕上げ、再び歯垢がつきにくくなるよう処置いたします。
まとめ|歯石除去・予防はまつうら歯科・こども歯科にご相談ください
歯石は、早ければ2〜3日でつき始め、1〜2週間で硬くなってしまうものです。
見た目だけでなく、口腔内の健康を守るためにも、定期的なクリーニングと予防ケアが大切です。
「最近、歯がザラザラする」「口臭が気になる」「歯ぐきが腫れている」などの症状がある方は、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
まつうら歯科・こども歯科では、歯石除去や歯周病予防に力を入れています。
お気軽にご相談ください。
ご予約はお電話またはWEBからどうぞ。
write:2025.5.18